「よくまとめられている。」おすすめ度
★★★★☆ エド=サリバンショーの完全版は、マニアックで良いけれど、でも、このDVDは要点をまとめてよく編集されていると思う。
「イェーイェーイェー!!」おすすめ度
★★★★★ファブフォーの若さとかっこよさ全開です。当時全員が二十歳そこそこの、ほとんど少年。当時国民的番組だったエドサリバンショー生出演。
それなのにこの余裕…!自信満々です!もうかっこいいったらないです!
she loves youがはじまったとたん鳥肌立ちました…。この瞬間、何だか「青春だぁ」って思いました。これが40年前って…本当に?今2004年ですが普通にキャーー!ですよ。
「映像はアンソロジーほどクリアではないです」おすすめ度
★★★★☆ビートルズアンソロジーでのもの凄い映像の鮮明さでないですね。
でもアメリカ初上陸でのドキュメンタリーとしては十分に価値はあると
私は思います。
ただ、映像の綺麗さや音の綺麗さを追求してビートルズのライブを
楽しみたいという方は「エドサリヴァン」のDVDの
ほうがよいと思います。
こちらのDVDがビートルズがすでにアメリカ上陸する前からすでに
アメリカを制覇していた事実と上陸してからの熱狂的なファンの姿を
確認するうえでは大切なDVDでしょう。
DVD化されるに伴って、おまけ的な映像がありますが、
こちらはマニア向けの映像といってよいでしょう。
「あの時の4人の新鮮さといったら!」
おすすめ度 ★★★★★
LDではじめてみたときの素直な感想。それはリンゴがことのほか明るくおちゃめなことでした。ポールもペプシのプレゼントだったんでしょうか、トランジスタラジオをかたときも離さず喜々として聞き入っているし、ジョージも当時、ボクらが持っていたイメージとは異なり、とっつきやすいカッコいい若者、といった感じ。ジョンは、既に、その後の彼を思わせるような一線を画した立ち居振る舞いが散見されます。
今回、米国版DVDでのレビューですが、あの時点の4人の行動、思ってた以上にハツラツとしてて好感度が高いです。時代なんでしょうか、常にタバコを吸ってる姿も印象的。このDVDで是非、見ていただきたいのは、ジョンが部屋でピアニカを弾いているシーン。
そのメロディが・・・。
50分のオマケ映像に関しては、本編収録されなかっただけあって、やや難のある部分もありますが、4人以外の周辺の様子がさらに詳しく描写されていて、当時の「アメリカでの4人」のおかれていた状況を知るにはとても参考になるのではないでしょうか?字幕があったほうがいっそうわかりやすいですが、雰囲気だけをお楽しみになるのなら、米国盤が「地域コードフリー」ですので、お手軽価格もあって選択肢かもしれません。
「よかった!」
おすすめ度 ★★★★★
やっとDVD化で喜ばしいことです。以前LDでも出ていたのだけど、今回はLD時代の内容プラス、特典映像つきだ。エドサリバンショー完全版のDVDでも感じたことだけど、全ての出演者の模様や、CMなどとの流れの中でビートルズを見ることで、これまでビートルズ側からの視点でのみ語られてきたことが、やっと全体の中で捉えられるようになってきたと思う。今回の特典映像でも、エドサリバンショーを観る当時の視聴者というのが触れられているが、80パーセント以上という脅威の視聴率があったという、当時の状況に少しでも迫れるのはいいことだと思う。この特典映像だけでも買う価値はある!
曲目リスト
1.オール・マイ・ラヴィング
2.ティル・ゼア・ウォズ・ユー
3.シー・ラヴズ・ユー
4.抱きしめたい
5.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
6.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン
7.シー・ラヴズ・ユー
8.フロム・ミー・トゥ・ユー
9.ジス・ボーイ
10.オール・マイ・ラヴィング
11.ツイスト・アンド・シャウト
12.プリーズ・プリーズ・ミー
13.抱きしめたい
概要
リチャード・レスターの『ハード・デイズ・ナイト』のファンならだれでも、このアルバート・メイスルズとデイヴィッド・メイスルズによるドキュメンタリー、『ザ・ビートルズ:ファースト U.S.ヴィジット』は見逃せないだろう。1964年2月、ビートルズの初渡米に密着したメイスルズ兄弟は、コンサート風景やいまだ語り継がれる歴史的初出演となったかのエド・サリバン・ショーの様子をくまなく撮影する栄誉を与えられた。この年の後になって公開された『ハード・デイズ・ナイト』のように、この映画(『What’s Happening! The Beatles in the U.S.A.』としても知られている)にも、報道陣やファンに対する彼らの嫌味のない生意気さや、自分たちが引き起こした大混乱を見て目を丸くして驚く様子や、ホテルの狭い部屋いっぱいにふざけて回る様子、そしてレスターの映画にも登場しそうな通勤電車でぼんやり過ごすシーンやナイトクラブで流行の最先端のダンスを披露するシーンが収録されている。唯一出てこないのは、ポールのおじいさんくらいである。
演奏シーンだけでもファンには必見だ。3回にわたるエド・サリヴァン・ショーの出演は、当時の彼らのヒット曲満載だ。「All My Loving」「I Saw Her Standing There」、ジョン・レノンが美しい歌声をきかせる「This Boy」、レノンとポール・マッカートニーがうまくハモれなくて苦戦するのを見て今にも大笑いしそうなジョージ・ハリソンが映っているぎこちないヴァージョンの「I Saw Her Standing There」などが収録されている。ピンぼけで音も悪いワシントン・コロシアムのコンサート映像では、ビートルズが地方公演のマネージャーになったふりをして機材をセット・アップしている。リンゴ・スターのドラムセットがのっている土台は、ビートを打つたびに不気味に傾いていくのだが…。確かに、このころは彼らがより純粋で生気に満ちあふれていた時代だった。この愉快なドキュメンタリーは、あのビートルズ現象は起こるべくして起こったことだと雄弁に物語っている。(Anne Hurley, Amazon.com)