「ビートルズの世界にようこそ!」おすすめ度
★★★★★このアルバムは、これからビートルズを聴こうかなぁと思っている人に、どのアルバムから聴けば良いのか迷っている人には、オススメのベスト・アルバムである。
このCDには、イギリス、アメリカで1位になった曲ばかりを収録した
言わば、超有名で誰でも1回は耳にした事のあるナンバーばかりなのである。
まずは最初に、このアルバムを聴き、そして、オリジナル・アルバムも聴いて欲しいと思うのである。別に、このアルバムから聴く必要はないのだが、このCDからの方が取っ付きやすいと思う。
でも、このアルバムはデジタル・リマスターをしていますが、以前のものと音質的にあまり変わらない様に私は思うのである。
「ポール主体の選曲に見えます」
おすすめ度 ★★★★☆
多くの人が書いているけど,「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」が入っていないので,名曲揃いであっても星を一つ減らします.なぜこうなったのかを想像すると,これらはジョンが書いた曲だからでしょう.どうにもポールの意見が強く反映された選曲に見えます.ビートルズの歴史を知らない人は,ビートルズの最初のNo. 1はポールの「ラブ・ミー・ドゥ」だと錯覚するはず.「ジョンとヨーコのバラード」も,ポールが例外的に多くの楽器を弾いていなかったらボツだったでしょう.ジョンが生きていれば,きっと違う選曲になったはず.
「モンスターグループのモンスターコンピレーション」
おすすめ度 ★★★★★
1970年の解散から30年!遂に究極のベストアルバムが出た。ベスト盤CDでは『赤盤』『青盤』もあるが、この2枚はいささか歯切れがよろしくない。割り切りがないのだ。その点『1』は潔い選曲である。何故ならシングルの#1のみのベストだからである。が、この1枚で彼らの全てが解るという訳ではないのだが.....。昔からのファンが異口同音に言うのは「ストロベリー・フィールズ」と「プリーズ・プリーズ・ミー」が収録されていない事。特に「ストロベリー・フィールズ」は、もしかしなくてもビートルズのシングル、いや全曲の中でも最も重要なナンバーである!(と思う)「プリーズ・プリーズ・ミー」にしても英・米で#1にチャートされ雑誌もあったのだが...。「エイト・デイズ・ア・ウィーク」や「ロング・アンド・ワィンディング・ロード」は確かに米でが#1を取っているし悪いと言う訳ではないのだが、先の2曲を外してまで挿入されなければならない曲とも思えない。この2曲こそ『赤盤』や『青盤』が似合う曲である。#1だから入っていると言うのは分かってはいるのだが、どうしても腑に落ちない。このCDはノーノイズリマスターがウリであるから、この2曲のノーノイズリマスターを聴いてみたいのだ。そんな理由から収録されていない2曲についてダラダラと愚痴って?しまったのだが、他の収録曲25曲も1曲足りとも外せない重要なナンバーばかりであるのも、また事実。全世界で2,500万枚以上をセールスし、30数ヶ国で1位に輝いた実績は「ビートルズならでは」だろう。「今さらビートルズ?」という向きにも、この「割り切りベスト」は心を無にして、是非聴いて戴きたい1枚! 追記:ちなみに「イエスタデイ」にしてもオリジナルシングルではないばかりか、米でのファーストリリース時には、ナント!リンゴのヴォーカル「アクト・ナチュラリー」のB面扱いだったのだ!英でもシングルでの発売は70年代半ばの事であった。
「とにかく買いなさい!」
おすすめ度 ★★★★★
ファンもそうでない人もとにかく買いなさい。デジタルリマスタリング流行の中、これぞ最高の出来です。
Beatlesビギナーは「ふ〜ん、こんなもんか」と思われるかもしれませんが、クリアーな音でそれぞれの楽器がシッカリ鳴っているのが良く分かります、エコー処理も比較的フラットで楽器本来の音が楽しめます。
「抱きしめたい」「アイ・フィール・ファイン」は特に良い、すぐ側で聞いているかのようです、「涙の乗車券」はタイト感がより一層アップしています。
とにかく買いなさい!
「イギリス アメリカ合わせて No.1が 前人未踏の27曲」
おすすめ度 ★★★★★
ザ・ビートルズを まず知るのには最適。たった8年間の活動で こうも音楽性が革新されるのか まさに60年代は ザ・ビートルズの時代。解散から はや33年 それなのに 今でも新鮮な気分に浸れる。
音にうるさいあなたにもお勧め
全曲リマスターされて 従来の堅さがとれ 音の広がり ボーカルの生々しさが 向上しています。
「自ら復活する気分」
おすすめ度 ★★★★★
レコードで集めた宝が消えてしまって・・・CDとして戻ってきました。相当な年月を経て久しぶりに聴き直した曲に詰まっていた思い出が弾けてみると・・・昔はこのような軽快なリズムで全員が同じ方向を向いて生活していたということを思い出させてくれます。
改めてビートルズに聴き惚れてみると、やはり英語もはっきりと発音していて、英語の耳を養うにはぴったりの曲だという気もしてきました。
次第に英語の音が聞き取れるようになってみると、こんな内容を歌っていたのだ、としみじみと思ってしまいます。現代の感覚でこの歌を聴く若者にはどんなメッセージが伝わるのだろうか?
曲目リスト
1.ラヴ・ミー・ドゥ
2.フロム・ミー・トゥ・ユー
3.シー・ラヴズ・ユー
4.抱きしめたい
5.キャント・バイ・ミー・ラヴ
6.ア・ハード・デイズ・ナイト
7.アイ・フィール・ファイン
8.エイト・デイズ・ア・ウィーク
9.ティケット・トゥ・ライド(涙の乗車券)
10.ヘルプ
11.イエスタデイ
12.デイ・トリッパー
13.恋を抱きしめよう
14.ペイパーバック・ライター
15.イエロー・サブマリン
16.エリナー・リグビー
17.ペニー・レイン
18.オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)
19.ハロー・グッドバイ
20.レディ・マドンナ
21.ヘイ・ジュード
22.ゲット・バック
23.ジョンとヨーコのバラード
24.サムシング
25.カム・トゥゲザー
26.レット・イット・ビー
27.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
概要
ビートルズのシングル中、アメリカのビルボード誌、もしくはイギリスのレコードリテイラー誌のヒットチャートで1位を獲得した曲は全部で27曲!その27曲を1枚のCDで聴けるようにまとめたのがこのアルバムだ。
当然、定番中の定番曲が次々と飛び出してくるので、聴いていて楽しくないわけがない。24ビットデジタルリマスターされた音も聴きどころで、音質にやや難ありだった初期のヒット曲も実にクリアな音で楽しめる。(星野吉男)