「初期モノラルアルバムで一番の名品。」おすすめ度
★★★★★「行け! ビートルズ!」
そんな掛け声と共に全力疾走してそうなアルバムです。
特にA面(プリーズミスターポストマンまで)のドライブ感はなぜだかトータル性すら感じさせます。
1stアルバムより高音と低音がやたら強調されてて、凄く荒々しいです。(リンゴのハイハットが特に熱い!)
スタジオレコーディング公式アルバムで唯一ジョンとジョージがボーカルを分け合う曲もあり、ジョージ初のオリジナル曲あり、ティルゼアウォズユーでのジョージのソロが目茶目茶きれいだったりと、ジョージの貢献度も高いアルバムです。
「初期の才能に溢れている・・・」
おすすめ度 ★★★★★
彼らが子供の頃やマイナーな頃に聴き込んだ古い曲を、彼らとG・マーティンがリメイクしたり、『古い名曲』のエッセンスを彼らが吸収しつくして彼らのオリジナルに発展させた名曲が詰まった名盤。ファースト・アルバム同様、録音時間が少なかったため音作りは荒い。しかし4人の若き才能に溢れている。ビートルズのベスト・アルバムとする人も多いだろう・・・
「ありあまるプラスのエネルギー」
おすすめ度 ★★★★★
すごい。一音一音の密度が高い。ビートルズがただのロック・バンドではなくオリジナリティーを持ったバンドだということを証明した作品でもある。オール・マイ・ラビングやティル・ゼア・ウォズ・ユーで見せるポールの才能。ストーンズに送った「アイ・ワナ・ビー・ユア・マン」もビートルズ流に軍配が上がる。ノット・ア・セカンド・タイムにいたってはクラッシック界をも湧き上がらせている。彼らの使う一つ一つのなんの疑問も持たないコード進行が、あらゆるジャンルに浸透していった発端となったアルバムである。カバー曲のアレンジも見事である。
「♪ Paul my lovi〜ng, I wanna meet you〜♪」
おすすめ度 ★★★★★
ほとんど説明不要ですねえ・・・若々しい beatles の名盤です。
良い曲が沢山入ってますが「オール・マイ・ラヴィング」はPaul初期の傑作ですね。
Paulのボーカル、ビミョーに音程がずれてるよ−な気がするけど・・・気のせいか?ま、いいや。とにかく名曲である。
他には、「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」なんて一見ロックバンドとは縁が無さそうな曲も演っているが、これもまた良い。私は一生懸命コード進行、ギターソロを練習しました。この後のモノすごい音楽的成長を予感させるアルバムでもある。
とにかく”ロック一般常識”として聴いておきましょう!
「全世界を席巻するエネルギーが詰まったアルバム!」
おすすめ度 ★★★★★
ビートルズの原点は何といってもロックンロール。
「プリーズ・プリーズ・ミー」に続く、このセカンドアルバムは、ビートルズの音楽的故郷とも言えるロックンロールで全篇が構成されている。
オリジナルの「オール・マイ・ラヴィング」などと共に彼らが愛した「プリーズ・ミスター・ポストマン」「ロール・オーバー・ベートヴェン」「マネー」などが納められている。
カバー曲と言えども、オリジナル曲のように聞こえるほどビートルズ・サウンドに仕上げられている。
ビートルズのヴァージョンで知っている人も多いのでは。
デビュー前に、キャバーン等でのレパートリー曲で、彼らの演奏やコーラスのセンスの良さに驚くばかり。
ジャケットのハーフ・シャドウの4人の顔も若々しく、これから全世界を席巻するエネルギーが詰まったアルバム。
「4人の天才」
おすすめ度 ★★★★★
14曲中6曲がカバーですが、原曲を聴いて愕然としました。ビートルズのカバーのほうが原曲よりもはるかにいいんですから。
ビートルズのカバーは普通と違い、全く別の新しい曲に作り変えてしまっています。それほどビートルズの持つパワーや音楽センスが飛びぬけていたということでしょう。
個人的なお気に入りは「Please Mr Postman」。初期ビートルズの勢いが感じられる良いナンバーだと思います。
曲目リスト
1.イット・ウォント・ビー・ロング
2.オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ
3.オール・マイ・ラヴィング
4.ドント・バザー・ミー
5.リトル・チャイルド
6.ティル・ゼア・ウォズ・ユー
7.プリーズ・ミスター・ポストマン
8.ロール・オーバー・ベートーヴェン
9.ホールド・ミー・タイト
10.ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
11.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン
12.デヴィル・イン・ハー・ハート
13.ナット・ア・セカンド・タイム
14.マネー
概要
ファン待望のCD化第一弾。’63年に発売されたセカンド・アルバムで,それまでチャートの1位だったデビュー作にかわってナンバー1を獲得。ジョージ初のオリジナル曲の他,メロディアスなベースで聴かせるイキのいいロックンロールは今聴いてもサスガ。