「!!!圧巻!!!」おすすめ度
★★★★★ジミーペイジが長年海賊版の映像で腹を立てていたことも納得のオフィシャル映像です。セットリストも申し分ない内容で、長年のファン、比較的新しいファンも大いに満足でしょう。後期の映像など、全体のバランスもいい具合です。難点になるかはわかりませんが、デジタル処理には綺麗すぎてちょっと戸惑うかも(笑)
「ストーンズを超えた日」おすすめ度
★★★★★LED ZEPPELIN DVD。
何てシンプルで自信に満ちたタイトルだろう。
その内容の凄まじさはレビューや書評で絶賛されている通り、最強のライブを見させてくれます。CDでは収録されなかったthe oceanのエンディングに入るギターソロ。we're gonna grooveのメンバーのテンションの高さ。ボンゾの不幸が無ければ80年代も平気で突き破りそうな79年ライブ。achilles last standのライブは初めて見ました。
僕はストーンズもツェッペリンも好きですし、比べる事の不毛さも知っていますが・・この映像、音響の素晴らしさは「最強のライブバンドはZeppelin、Stonesは最高のライブパフォーマー」とStonesファンとしての僕に完全に白旗をあげさせました。だからといってその事に意味を持たせるには年月が経ち過ぎた事が残念です。海賊版を買わない僕としては20年前に見たかった映像です。
星5つでは物足りない、まさに「感動」です。
「ライブの色気!」
おすすめ度 ★★★★★
ワタクシはコテコテのLZファンではありません。しかし、このDVDは「買い」でした。この音と映像のセクシーな事!「レッドツェッペリンはライブである」と実感します。LZのアルバムはほぼ全て持っているものの、好きではあれ、熱狂的なファンではありませんでした。しかし、10年ぐらい前でしょうか、HMVの創立記念イベントでボンゾの代わりに息子さんをドラムに入れた、その時限りに再結成されたLZのライブをテレビオンエアで見ました。その時メロメロになってしまいました。スタジオ録音の音源のみで聞いているときとの「酔い」の違い、しかもテレビオンエアの時点では実質上の解散から10年も経っていてプラントの音域さえ全盛期には届かないのにこの吸引力はただものではないと思いました。全盛期のLZのライブを求めてこのDVDを買ったのですが正解でした。10代から20代にかけて見られる限りのロックコンサートへ行きましたが、ライブを見ると100年の恋も醒めるというバンドが多かったので、LZのライブをリアルで見られた世代に生まれなかったことが悔やまれます。・・・でもその分はこのソフトが補ってくれます。スタジオよりライブが良いというアーティストはまれです。
「すまん、無知だった俺を許してくれ...」
おすすめ度 ★★★★★
リアルタイム・リスナーでない僕にとって、ジョン・ポール・ジョーンズは「いてもいなくても変わらない人」でした。
このDVDを観て、ゼッペリンは(ボンゾだけでなく)あの4人の誰が欠けても成り立たないバンドだったんだということが、よぉく分かりました。ジョン(なのかポールなのかジョーンズなのか、どれもシックリこないが...とにかく)許してください。あなたを誤解してました。
というわけで、凄いDVDだ。こんなバンドが実在していたなんて...最初から最後まで(観ているほうも)気の抜けないステージの連続。モビー・ディックなんて、呼吸するのも忘れて死にかけたほどだ。また家宝が増えた。
しかし、絶対にナマで観たいな、これは。あぁ、観たい観たい観たい!!
もしかして、心の平安のためにはこんなもの観ないほうがよかったのか...??(ーー;)
「すごい作品」
おすすめ度 ★★★★★
今になってこれらのライブ映像を観れるなんて幸せです。内容に関してはすべてが素晴らしいですが、個人的に興味をそそられたのは79年のネブワースの映像です。バンドとしては晩年にあたる時期なので往年のパワーはなくなっているのではないかと心配しながら見ましたが、とても素晴らしかったです。まだまだこの時期もバンドには魔力があることが感じられました。特に「俺の罪」、「カシミール」、「イン・ジ・イヴニング」などはオリジナル以上の迫力を感じました。メンバー達の演奏している姿からまたこれから活動していくんだという姿勢も感じられます。ですからこの後まもなく不幸な出来事から解散という運命になってしまった事をまた改めて残念に感じました。
「この点数以外、つけようがありません」
おすすめ度 ★★★★★
やっと、見終わりました。これ見るためにDVDプレイヤー買ったんだもんね。ああ、この時代まで待って、やっと念願のものが見れた。5点以外つけようがありません。多くの人が賞賛するでしょうから、僕は少々マニアックな情報を。@ボンゾをはじめ、各人のインタープレイが壮絶AJPジョーンズが、プレベ弾いてるシーンが見れる(写真でも見たことない)Bダンエレクトロのスライドギターは、独特の音で最高Cペイジがストラト弾いてるのが見れる、などなど。もう、こんなライブ映像は、出ないかもしれない。とにかく、買って見るしかありません。このためにDVDプレイヤー買う価値、大いにあります、本当です。
「言うことなし」
おすすめ度 ★★★★★
ロックあるいはハードロックとボキャブラリーを通じて、真摯に音楽を追求した4人の偉大な音楽家のライブ映像とでも言うべき内容。
プラント、ペイジ、ジョンジー、ボンゾの4人の個性が各々の担当パートを通じて素晴らしいアンサンブルとなって展開されるスリルが堪能できる。
DVD2のアコーステックセッションは必聴、ハードロックを期待したファンから猛烈な批判をくらった曲集であるけれど、ここで改めてみると彼ら4人がいかにアコーステックなナンバーを愛情を持っていたかが伝わってくる。そしてライブ演奏の記録がないと言われていたプレゼンスからのおれの罪とアキレス最後の戦いのライブ映像、ここまできたらもはや語る言葉無し。
HardRocKという言葉に胸踊らせたことがあるなら、借りてでもいいいから見るべし。
「まだ観てない人いますか?」
おすすめ度 ★★★★★
同時期発売された3枚組CDがイマイチだと思った往年のLZファンは意外に多いのではないだろうか。「こんなもんじゃないはず」私の第一印象はそんな感じだった。なにしろ膨大な海賊盤の中には、名演と呼べるものがもっとある。長年待たされた分、こっちの期待も大きかったのだろうが、あのCDジャケットといい、いただけなかった。
しかし、このDVDは全くモノが違います。極端な話、映像が要らないほどです。
まず1枚目、1970年のアルバートホール、全12曲。「曲数少ないなあ」と思ったりもしますが、2時間近くあります。しかもダレる部分はありません。特にR.プラントの「ジョン・ボンナム!」の紹介で始まるモビーディックのドラムソロは圧巻です。退屈じゃないドラムソロなんて滅多に聴けるもち?ではありません(笑)。彼は当時21歳だったとか。いかに非凡な才能の持ち主だったかを確かめましょう。そしてLZの産みの親であるはずのJ.ペイジが演奏能力的に最もミソッカスだったこともわかります。もちろん彼無しにLZは存在しえませんが。
で、2枚目。「移民の歌」のみPV風の作りになってますが、無理やり(?)入れただけあって、高音質で名演です。MSGでの4曲は映画『永遠の詩』のアウトテイク的印象は否めません。代わりに75年のエレクトリックセットを入れて欲しかったと思う部分もあります。75年アールズコートでの6曲。映像は私的に録ったものらしいのですが、大写しになるR.プラントが妙に艶めかく、またJ.ペイジはK.リチャーズに似てます。しかしJ.P.ジョーンズって何でも弾ける男ですね。なぜかJ.ペイジとは目を合わせません(笑)。演奏自体はまあまあです。最後79年のネブワース、これは海賊盤で聴くより、何倍も感動がありました。汗かきすぎのJ.ペイジに思わず笑ってしまいました。その他エクストラ映像がたっぷり入っております。
本作を観た方なら同じ感想をお持ちでしょうが、J.ボンナムの凄さは音楽史上永遠に残るレベルです。彼って演奏中、誰のことも殆ど見てないんですね。それでいて始まりも終わりも展開が変わる部分も全てわかってる。お互いの出してる音をきっちり聴いてる証拠です。当たり前のようですが、なかなか出来ることじゃないっス、すごいっす、ボンゾ先輩。
曲目リスト
ディスク: 1
1.ウィアー・ゴナ・グルーヴ
2.君から離れられない
3.幻惑されて
4.ホワイト・サマー
5.強き二人の愛
6.ハウ・メニー・モア・タイムズ
7.モビー・ディック
8.胸いっぱいの愛を
9.コミュニケイション・ブレイクダウン
10.カモン・エヴリバディ
11.サムシング・エルス
12.ブリング・イット・オン・ホーム
ディスク: 2
1.移民の歌
2.ブラック・ドッグ
3.ミスティ・マウンテン・ホップ
4.貴方を愛しつづけて
5.オーシャン
6.カリフォルニア
7.ザッツ・ザ・ウェイ
8.スノウドニアの小屋
9.死にかけて
10.トランプルド・アンダー・フット
11.天国への階段
12.ロックン・ロール
13.俺の罪
14.シック・アゲイン
15.アキレス最後の戦い
16.イン・ジ・イヴニング
17.カシミール
18.胸いっぱいの愛を
概要
伝説のパフォーマンスが今よみがえる。待ち焦がれたライヴ・コレクションがいよいよ登場。『レッド・ツェッペリン』は、ロックを代表する作品と言っていい。とにかく興奮する。
世界で一番ビッグネームなバンドでありながら、レッド・ツェッペリンの姿はあまり映像に収められてこなかった。今まで公式に発表された映像は『狂熱のライブ』だけ。これは、魅力的ではあるが、大成功とは呼べない作品だった。今回のコレクションでは、『狂熱のライブ』に収録されていたマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴ(1973年)も改めて収録。ほかには、ロイヤル・アルバート・ホール(1970年)、アールズ・コート(1975年)やネブワース(1979年)の映像が収められている。画質を修復し、音源もリマスター。つまり、画質も音質も素晴らしいものが用意されている。この大変な作業を手掛けたのは、共同プロデューサーのディック・カラザーズとジミー・ペイジだ。
未発表の映像や音源は山のようにあった。その中から、映像が欠けたり音声が失われたりしている個所があるものを丁寧に取りのけ、ペイジとカラザーズの2人は最高の場面だけを選んでいる。そして同時に、その映像を組み合わせ、流れをつけた。これを見ている観客は、決して終わりのこないライブに迷い込んだかのように感じるだろう。8ミリ映画風の荒い画像で始まる「移民の歌」(1972年 シドニー音源)から「ブラック・ドッグ」(1973年 マジソン・スクエア・ガーデン音源)への移り変わりは特に素晴らしい。
見どころはどこかと問われれば、すべてと答えるしかない。誇張ではなく、強力で貴重な音源と映像が集まり、全編を作り上げているのだ。本編のライヴ映像は230分。加えて、1時間半の特典映像が収録されている。ジミー・ペイジがヴァイオリンの弓で奏でる音と言えば「幻惑されて」だが、これが今度はDTSもしくはドルビーデジタル5.1チャンネルサラウンドで体感できる。これは忘れられない経験になる。(Mark Walk, Amazon.co.uk)