「素晴らしいボンゾ」おすすめ度
★★★★★「モビー・ディック」が、凄すぎます。
一瞬も、間延びすることなく、ボンゾが叩きまくってます。
ロック聴いて、こんなに興奮したのは久しぶりかも。すべてのロックファンの皆様、大音量でボンゾのドラムをひたすら浴びましょう。
これが、ロックです。これの良さが分かるのは、我々だけだよね!
至福の19分23秒、この一曲だけでも、安いもんです。
「これが世界レベル。」
おすすめ度 ★★★★★
マジですごい。とにかくヤバイ。これは聞かなきゃ損。これこそ世界。
もう言葉では表わせないすごさ。音楽は見るより聞く。聞くために買いましょう!
「「編年体ライブアルバム」はどうなった??」
おすすめ度 ★★★★★
もちろん、この作品が世に出るだけで祝杯ものであるが、過去の発言ではジミー・ペイジは各時代の名演奏を選りすぐったライブ・アルバムを作りたいと言っていたはずだ。あれはどうなったのだろう?75年や77年の世界ロック史上でもそうはない名演が数々あったはずだ。もしかしてこれも「年金」代わりにとっておくつもりか??耳がヘンにならないうちに編集してくれよペイジ!
さて、本アルバム、ブートレグでも完全に発表されてはいない、幻の名ステージである。「ツェッペリン・コンサートファイル」にも記録が残っているが、壮絶なステージである。どう壮絶かは・・・・言葉では表現できない。言葉で語るのは最も陳腐な表現だ。これは我々を高揚させ、創造的な気持ちにさせてくれる価値ある遺産なのだ!。何ものにも例えようのない、凄まじいグルーヴによる2時間半である。
評価はつけられるはずがない。ここの評価の最大は「☆5」だから文句なく5。でも気分は5000くらいである。
そして・・・やはり全米初登場第1位だ。当然である。正義は勝つ。
「西部開拓史」
おすすめ度 ★★★★★
オリジナルタイトルの How the West Was Won(いかにして西部を獲得したか)は,1962年のアメリカ映画でアカデミー賞を多数受賞した「西部開拓史」から借用したものだと思われる。ツェッペリンにとっての「西部」とは何だったのだろうか?収録場所が,単に西部(カリフォルニア)だからなのか?考え過ぎかも知れないが,イギリスのバンドにとって,大西洋をはさんだ西に位置する北米大陸が「獲得する」目標だったのではないか?こんな空想をめぐらせたくなるくらいの勢いに溢れた名演奏の数々である。
「「歴史」が甦る至福の作品」
おすすめ度 ★★★★★
70年代ロック史を知る上で、MUSTの作品。
当時青春を過ごしていた方には、血湧き肉踊る作品でしょう。
筆者は晩年の彼らをリアルタイムで体験し、ライブ盤といえば
「永遠の詩」しか知らなかった訳なので、この作品を聴いて、
次の点に惹かれました。
@ プラントがノドをセーブせず、全身全霊を込めて唄っている
(ROCK AND ROLL、IMMIGRANT SONG
でよく分かります。「永遠の詩」では・・ひどかった・・・)
A ボンゾのドラムの凄さが際立っている
B 曲の数・バリエーションに富んでいて、アンプラグド・ゼッペリンも
楽しめる
@Aは、再録疑惑も感じぜずにはいられませんが、彼らを信じたいと
思います。
いずれにしても、彼の魅力、往時の勢いを最高に感じることの出来る
傑作です。
MUST BUY!!
「初期のピークの最高のライヴ」
おすすめ度 ★★★★★
72年のUSツアーのこのライブの発売はとても
嬉しい。この後、ロバートの声は衰え気味になり、
(それでも十分うまいが)、ペイジのギターは、
下降線をたどる。(それでも、典型的なヘタウマ
ギターで大好きだ)
あとは、75年と77年の今回のような、全長版
ライブの発売を。10年後くらいまで、待ってま
すから、約束してくれ。
このライブの最高の聴きものは、ハイスピード演
奏の「ロックン・ロール」と、「ブリング・イッ
ト・オン・ホーム」でのペイジとボンゾのギター
とドラムスのバトルだと思っている。
「やっとでた」
おすすめ度 ★★★★★
もう20年以上も前、雑誌の通販コーナーで海賊盤を購入しました。それが72年のL.Aフォーラムのライブ。ギターの音もドラムの音もスタジオ盤とは全然違う、その圧倒的迫力に言葉が出なかったのを思い出しました。アールズコートとネブワースの海賊盤も輸入盤屋で購入しました。それがこうした形で世に出るとは、ホント生きてて良かった。
若い皆さん、音の洪水とも言える圧倒的ゼップのライブを是非ご堪能下さい。4人編成のシンプルな構成。ソリッドなサウンド。クラクラするそのテンション。これがロックだ!聴けて幸せと思いましょう。
「ZEPを体感するならこれで」
おすすめ度 ★★★★★
このアルバムを聴いて、ZEPのブートがあんなに売れる理由がわかりました。
BBCライヴは演奏は良いですが、観客の熱気などがラジオ用の録音の為か伝わらなくあと一歩という気持ちがありましたが、
通常のショーを収録したこのアルバムでは、当時のバンドがいかに観客を熱狂させていたかわかる気がします。
今聞くとさすがに古ぼけた部分(ペイジのギターソロ等)ありますが物凄いテクニックで暴れるボンゾと、
乱れを瞬時に修正するジョン・ポール・ジョーンズに感動しました。
'72年の演奏は'71年には劣ると言うのを良く聴きますが、正規発売されたBBCとの比較なら断然こっちを選びます。
活動中のライヴ盤「THE SONG REMAINS THE SAME」がサントラ盤という制約とLPの収録時間の為か、今ひとつの出来だったので
今のところZEPライヴ決定版と思います。後は昔からペイジが言っていた年代ごとのライヴ版としてリリースが続くことを願うばかりです。
ジャケットがただの3面開きのデジパックは、かつてビジュアル重視していたバンドとは思えませんが、
そこは大目に見ることにします。(もう年寄りだから・・・)
「史上最高のライブアルバム」
おすすめ度 ★★★★★
このライブ盤ではこの4人にしか出せない音が満喫出来ます。
特にボンゾのドラムは凄い!何しろフロントラインにはマーシャルフルパワーの巨匠ペイジと、ナチュナルで飾り気無く出る声が高く大きいロバートですから、並みのドラムでは存在感はないはず。
その中で、叩いた音全てに存在感を示したボンゾの素晴らしさと、パワフルなメンバーを冷静につなぐジョン・ポール・ジョーンズの織り成す絶妙のコンビネーションは、音楽の神様からのプレゼントでしょう。
レコードの時代にZeppと出逢った世代として、これからロックを志すリスナーやプレイヤーには必携の一枚だと思います。
曲目リスト
ディスク: 1
1.LA-ドローン
2.移民の歌
3.ハートブレイカー
4.ブラック・ドッグ
5.丘のむこうに
6.貴方を愛しつづけて
7.天国への階段
8.カリフォルニア
9.ザッツ・ザ・ウェイ
10.スノウドニアの小屋
ディスク: 2
1.幻惑されて
2.強き二人の愛
3.ダンシング・デイズ
4.モビー・ディック
ディスク: 3
1.胸いっぱいの愛を
2.ロックン・ロール
3.オーシャン
4.ブリング・イット・オン・ホーム
概要
未発表ライヴ音源収録の3枚組。1972年6月25日と27日に、カリフォルニアのLAフォーラムとロング・ビーチ・アリーナにて行なわれたライヴの音源を収録。25分強ヴァージョンの「Dazed And Confused」、23分のWhole Lotta Love (Medley)をはじめ、全18曲約150分収録。