「初期の大傑作!絶対英国盤でオススメ!!!」おすすめ度
★★★★★僕個人としてはシングル・ヒットを量産していたこの時期がSTONESの全盛期とも思うのですが、、 CD世代の私が初めてこれを聴いたのはかなり年上の知り合いが貸してくれた英国盤LPででした。私の好きなSTONESアルバムBEST5に入ります ミック・ジャガー曰く「自分にとってホントに画期的のレコード」とのコメントがあるとおり、何か突き抜け感みたいなものが感じられます。それもそのはずで、ミック&キース初の全曲オリジナル・ソングアルバムです。単にオリジナルというだけでなく、1・2・3・4・9・11・12と名曲多数で、大半がカットされている米国盤よりは断然こちら英国盤がオススメです! という訳でホントの意味でミックとキースが曲を用意し皆で録るという体制が出来上がった訳で、まともなブルース・バンドを目指したブライアン・ジョーンズとしては面白くなかったでしょう。恐らくここら辺りから彼のSTONESに対する不満が大きくなっていったと思われます。このアルバムでブライアンは色んな楽器を演奏しており(ダルシマー、シタール、マリンバ ダルシマーって言われてもどんな楽器かワカランッ!)ラフでルーズ 音楽的という言葉とは程遠いパンク・バンド、R・ストーンズに音楽的なアレンジで曲に色を付けています ここで、ここぞと言う音を出しているのはさすがで所々で印象的なフレーズも聴かれます そう言った訳で、R・STONESとB・ジョーンズの個性が良い形で結実し合った最後の名作ではないかと思います
「ベイビー・アイム・アウト・オブ・タイム?」おすすめ度
★★★★★この頃の作品はアルバムのタイトルやジャケットや収録曲が英盤と米盤で違っていたのですが、本作は’64年英盤の4作目になります。
リマスターの効果も絶大な迫力のあるクリアな音質です、なお旧盤とのバージョン、ミックス違いもありません。
で、本作は何と言ってもこのジャケ写、かっこいいです、部屋のインテリアにもおすすめです。そして、私の大好きな曲「オウト・オブ・タイム」も入っているし、ヒット曲集を聴きたい時は他にして、初期ストーンズを十分に満喫できる内容になっていると思います。
「初期Stonesの充実した傑作、Mickの名唱"Out of time"も」
おすすめ度 ★★★★★
MickとKeithが書きためたオリジナル曲で勝負した、充実の一作、彼らの成功の礎となった初期の傑作です。
"Mother's little helper"、"Lady Jane"といったヒット曲、長らくライブの重要曲となる"Under my thumb"などが収められています。また、2人の作品が様々なポップシンガーによって歌われ、ヒットを記録した時期であり、"Out of time"、"Take it, or leave it"などがこれにあたります。
なかでも、Brianの奏でるマリンバで有名な"Out of time"("Flowers","Single collection"の収録とは別バージョンです。)はMickの名唱の一つでしょう。無駄のない音をバックに伸び伸びと歌うMickのヴォーカル、初期からのStonesファンには至福の5分半なわけです。
さほど知られていない曲も含めて、魅力的な曲が揃った初期の傑作ですから、80年代以降のStonesファンで"Jumpin' Jack"より前、初期のものを一枚という際には最適と思います。
曲目リスト
1.Mother's Little Helper
2.Stupid Girl
3.Lady Jane
4.Under My Thumb
5.Doncha Bother Me
6.Going Home
7.Flight 505
8.High And Dry
9.Out Of Time
10.It's Not Easy
11.I Am Waiting
12.Take It Or Leave It
13.Think
14.What To Do