「史上最強のボックスセット」おすすめ度
★★★★★ジャストフォーザレコードがストーンズ映像作品史上最低であったので、今回はストーンズ公認の映像との事にて期待して購入しました。各ライヴともに数曲のカットはあるものの、トータル作品としてまとまっておりライヴ映像としては、過去最高なのではないでしょうか?本作品発売前にHBOの映像にてマジソン完全版を見ていましたのである程度は予想できましたが、それでも大変満足のいく作品でした。しかし、ミックは本当に60歳とは思えない体力ですね。日本公演でも、実感しましたが…。まあ、レッツスペンド〜や、ハンプトン、スティールホイールズのころと比べると体力的にも、歌唱力も格段に落ちているように感じますが、人間である以上当然のことですから。今後はどのような作品を発表するのか分かりませんが、私自身は是非95年の日本限定ドーム公演のように武道館公演の完全版を発表して頂きたい。本当のストーンズファンであれば誰もが期待していることでしょうから…。とにかくこの作品は是非購入すべきです。
「これだけ見て飽きないのは自分自身に絶句」おすすめ度
★★★★★発売する前から半自動的に予約をして買ったのですが、まぁ買うのは自分自身仕様がないこととして、見る前は絶対途中で飽きると思っていたのです。または4DVDを分けて、忘れた頃に1個ずつ見ればいいかな?ぐらいに考えていました。
ところが、1日で全て見てしまいました(笑)
何と言っても嬉しいのが60年代、70年代の超名曲以外にも隠れた名曲が満載。
最近の曲では特に音楽面で隠れがちのロニー先生が渋い演奏を聞かせてくれるのが最高に嬉しかった。
これは最高です。一生の宝物です。
80年代以降のストーンズに納得のいかなかった人でも安心してクリックをしてください。
「トンデモナイ事をやりましたね年末に!」
おすすめ度 ★★★★★
レッド・ゼッペリンのコーナーにゼップこそ最強、ストーンズは最高のライヴ・パフォーマーと書いた直後にクイーンのウェンブレイは出るはビートルズの完全版エド・サリバンライブが出るは(けど、これの内容はビートルズ登場シーン以外は当時を知らないものにとって消化不良だ)、そして出ましたローリングストーンズ×3倍ライブ。コーフンしてしまいましたが少し冷静に・・
確かにゼップのあの鬼気迫るライブアルバムと比べるのなら、また自身の寿命を知ったフレディーと比べるなら、という比較自体が馬鹿らしいのだが、ストーンズは最前線でやっている。その迫力はストーンズがストーンズである限り変わらないんだろうなあ。ホントストーンズは変わらない(ロックスオフのサビの声が持たなくなった位し、みんなどんどんルーズな演奏になってるけど。チャーリーは気合入ってましたね)。けど案外キース何か南部の田舎町でベンチに横たわって酒とギターと美女2人なんてことなんかしてそう・・・
僕も気付いていたら25年くらい飽きずにコーフンして、聞いている。そうだストーンズは僕の日常のストーンズは、ちょっとした嬉しい時等の表現方法なんだ。そう考えると又ドエライボックスが出ました。また新しい表現がどんどん出ますね。
「還暦過ぎてもかっこいい」
おすすめ度 ★★★★★
とにかくすごい!ライブの感動そのまま。私は日本でスタジアムタイプのショーしか見てませんが、これはアリーナ、シアターも含め3種のライブが楽しめます。特にマジソン・スクエア・ガーデンのシアタータイプがすばらしい。ミッドナイトランブラーは鳥肌もの、ホンキートンク...では、何とシェリル・クローが飛び入り出演。還暦過ぎたミックは今でもステージ狭しと走り回る。ミックだけでなく他のメンバーが演奏する様子もしっかりみられる。
「ビッグなプレゼント!」
おすすめ度 ★★★★★
〜どっかーん!と4枚組ライヴDVDセットという、Stonesからの2003年のビッグなプレゼントです。
アリーナ>スタジアム>シアターと、箱が小さくなるほどソウルフルな選曲になっていて、「血中Stones濃度」の高いファンもたっぷり堪能できるはず!
〜〜
ドキュメンタリーでは、Keithが良く喋ってます。Mickの自己管理は流石。メンバーが結構細かなステージ演出にまでチェックしている様子も入っていて臨場感満点。
U2のBonoが飛び入り参加した"It's Only Rock'n Roll"と、30年ぶりの武道館が見られなかったのが残念かな。〜
「21世紀のstones」
おすすめ度 ★★★★★
Gimme shelter、Let's spend the night together と見て、その後の映像は見てませんが、随分とメディアを意識したperformance になっているというのが率直な思いです。
あの hungry な、poor boy 達はどこへ行ってしまったのだろうかと考え込んでしまう出来映えです。
彼等の power は、いったい何処からやってくるのだろう。
曲目リスト
ディスク: 1
1.TIP OF THE TONGUE (パリのスタジオからトロントでのリハーサルを経て、ボストンのツアー初日までを追ったドキュメンタリー)
2.LICKS AROUND THE WORLD (アメリカ、日本、インド、ヨーロッパそして英国へ。ストーンズがツアーで巡った世界各地の様子を、メンバーの回想とともに収めたドキュメンタリー)
3.TORONTO ROCKS (2003年夏の一大ロック・イベントのショート・ドキュメンタリー)
4.THE BOOTLEGS (ビースト・オブ・バーデン ~ ユー・ドント・ハフ・トゥ・ミーン・イット ~ ロック・ミー・ベイビー ~ ビッチ ~ お前をはなさない ~ エクストリーム・ウエスタン・グリップ ~ ウェル・ウェル)
ディスク: 2
1.イントロ
2.ストリート・ファイティング・マン
3.イフ・ユー・キャント・ロック・ミー
4.ドント・ストップ
5.モンキー・マン
6.悲しみのアンジー
7.レット・イット・ブリード
8.ミッドナイト・ランブラー
9.スルー・アンド・スルー
10.ハッピー
11.ユー・ガット・ミー・ロッキング
12.キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング
13.ホンキー・トンク・ウィメン
14.サティスファクション
15.イッツ・オンリー・ロックン・ロール
16.ホウェン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン
17.ブラウン・シュガー
18.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
ディスク: 3
1.ブラウン・シュガー
2.ユー・ガット・ミー・ロッキング
3.ロックス・オフ
4.ワイルド・ホース
5.無情の世界
6.黒くぬれ!
7.ダイスをころがせ
8.スリッピング・アウェイ
9.悪魔を憐れむ歌
10.スター・スター
11.恋をしようよ
12.ストリート・ファイティング・マン
13.ギミー・シェルター
14.ホンキー・トンク・ウイメン
15.サティスファクション
16.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
ディスク: 4
1.スタート・ミー・アップ
2.リヴ・ウィズ・ミー
3.ネイバーズ
4.ハンド・オブ・フェイト
5.ノー・エクスペクテーションズ
6.ウォリード・アバウト・ユー
7.ハートブレイカー
8.ストレイ・キャット・ブルース
9.ダンス (パート1)
10.エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ
11.ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ
12.ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー
13.あなたのおそばに
14.ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン
15.ラヴ・トレイン
16.リスペクタブル
17.ホンキー・トンク・ウィメン
18.ブラウン・シュガー
19.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
概要
ミック・ジャガーの風邪、アジア地域のSARS騒動などの災難に見舞われながら、340万人を前にプレイ、350億円の収益を上げた2002〜03年の 『フォーティ・リックス』ワールド・ツアーからニューヨーク、ロンドン、パリの3公演の模様、そしてツアー・ドキュメンタリーを収録した全5時間、50曲以上におよぶモンスターDVD-BOXだ。
「サティスファクション」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」や新曲「ドント・ストップ」などなど、デビュー40周年を経てなおパワーアップを止めないステージ・パフォーマンスはもちろん、伝説のおクラ入り映画『コックサッカー・ブルース』からのシーン、来日公演時にも話題を呼んだ「ホンキー・トンク・ウィメン」のジャパニメーション風女王様アニメなど盛りだくさん。最強のロックンロール・バンドにふさわしい大ボリューム。(山崎智之)