「HERO」おすすめ度
★★★★★人は生きていく過程において、手にしたものよりは
失ったものに目を向けてしまうのではないだろうか?
たとえばそれは、若さであったり、恋であったり、夢である。
多くの人は何かしらの後悔をその人生に残す。
しかし、それらに対して悲しみの情ばかりを抱くわけではない。
願わくば、大人になってしまった自分に「嬉しい、愛しい」と
言ってあげられることが大切なのではないだろうか。
そしてその時傍らにいる「君」にとっての「HERO」であること
そういった気持ちで、これからも聴いていきたい。
「7歳のトモダチが亡くなりました。」
おすすめ度 ★★★★★
7歳のトモダチが亡くなりました。頭の腫瘍が原因。
7年間とは言え、すごく元気な、人を引き込む力を持ったとても濃い人生でした。
臨終に立ち会うことが偶然できました。
その子に対して何もできなかった私の気持をこの歌が表してくれました。
逝ってしまう人を前にすると自分を振り返ってしまう。
自分はどんな人間なんだろう。
何をしてきたんだろう。
でも何より、このコの最後のデザートを食べる瞬間に触れた時、確かに笑っているようでした。ミンナアリガトウって。
この歌を聴くまで、胸の中にあったもやもやが少しずつ晴れてきたような気がします。
「ナイスなバラード。」
おすすめ度 ★★★★★
歌詞の冒頭『例えば誰か一人の命と引き替えに世界を救えるとして 僕は
誰かが名乗り出るのを待っているだけの男さ』という所にすごく感動しました。
何気ない一言かも知れないけど、心に響く歌詞ではないでしょうか。
冬に発売された事や、PVも全編通して冬というイメージでしたが、
この曲は歌詞をじっくり聴くと、とても温かみのある曲と言うことが分かる
と思います。Mr.Childrenならではの曲ですね。
ちなみに僕は、少ししか見たこと無いのですが、PVにかなり感動しました。
人形1体1体は、少し拙い(失礼)出来映えだけど、その表情1つ1つが
大変温かみのあるもので、思わず見とれてしまえるものです。
これからも頑張って欲しいです。
「歌い方がなんともいえない!」
おすすめ度 ★★★★★
ミスチルと呼ばれるMr.Children
最近桜井さんが体調が悪いとの事でしたが!
見せてくれました HERO
詩が なんとも た〜まりませ〜ん な 曲です
セカンドに 「空風の帰り道」 というのが 収録されて いるのですが
こっちも 良くて 鼻歌に 出てくるのは やっぱり HEROよりかは
セカンドの 「空風の帰り道」 が 出てきます この歌の中で
語尾を 切って 歌っている ところがなんとも桜井さん(ボーカル)の
いい所が うまく出せて これは やっぱり HEROにもいえることで
ジワーっときて 印象深いです もし聴く機会があれば2曲目もチェック
してみてください 僕はボーカルの桜井さんの
歌い方、声の量、やさしさを うまく曲の中で 調節している所が
好きで た〜まりませ〜ん 旧サザンのボーカルの 桑田佳祐さんに
似ている 所があるかな? っと思ったりします
歌い方が なんともいえない!
「歌い方に注目!!」
おすすめ度 ★★★★★
やっとミスチルサウンドが帰ってきた感じの曲調ですね!!「Any」に引き続きDOCOMOのCMソングに使われていますが、CMにピッタリはまっているように思います。特に注目して欲しい点は桜井さんの歌い方に変化がつけてあることですね。「空風の帰り道」でも同じことが言えると思います。
他の方のレビューの中には批判的なものもあるようですが、多少誤解されているところもあるようです。少し書かせてもらうと、「HERO」は春頃にはすでに完成していた曲で、季節:冬に合わせて発売されたようです。桜井さんの入院で復帰第一作という形になりましたが、病院の中で作ったというわけではありません。
ただ、桜井さんが入院したときのコメントに「病院の中でも曲は作れる」みたいなことが書かれていたので、これからしてくるのではないか?と期待してます。これからも頑張って欲しいと思います。
「自信を持ってオススメします!」
おすすめ度 ★★★★★
この曲には、テレビのCMで流れているのを聴いているだけでは分からない良さがあると思います。
じっくり聴きたい一曲です。この曲の良さはまず、その歌詞にあると思います。戦争やテロが世界のあちこちで起きている今だからこそ、共感できる詩です。そして、争いとは全く反対の「大切な人を思う心」や「生きている事」などの素晴らしさを実感しました。この詩はやはり、愛する子供を持った父親であり、病気を経験した桜井さんだからこそ書けたんだと思います。
そして、創った人の実感がこもっている曲だからこそ聴いている人の心にも届くのではないでしょうか。
曲目リスト
1.HERO
2.空風の帰り道
概要
「多くの人に受け入れられる、いい歌を作る」というポップスの原点に立ち返ったアルバム『It’s a wonderful world』の流れにあるシングル。表題曲の「HERO」は、優しげな表情を浮かべるピアノを中心とした、ミドルテンポのナンバー。ナチュラルに流れていく桜井のボーカル・ラインと、(良い意味で)すき間を感じさせるオーガニックなサウンド・メイキングが、とにかく気持ちいい。歌(メロディ・言葉)とバンド・サウンドのバランスの良さという意味では、数あるミスチルの名曲のなかでもトップ・クラスではないだろうか。(森 朋之)